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大杉勝男  始めてのプロ野球

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ワシが本格的に野球に興味を持ったのは小学3年生、 王選手が700号を撃った頃だった。考えてみれば王選手のほんの一瞬の晩年期しか見ていない事に愕然とする。 ただ王選手が世界記録を作り出す過程を見ていたので王選手の全てを見ていたような錯覚に陥るのだ。 その頃は北海道と言えば殆どが巨人ファンで埋め尽くされ、年に一度の円山での試合も超満員、しかも平日だから見にも行けない。 それでも野球が見たい! という願望に父は答えてくれた。 円山での ヤクルトVS阪神である(・・・・)

巨人戦からだと相当、クールダウンであるが始めてのプロ野球観戦なので興奮は隠せない。 円山球場に向かう途中、なんと阪神の選手が乗るバスに遭遇! いやでも興奮は高まるのであった! 球場に着き、カレーを食ってスタンドに向かう。 やはり巨人のライバルである阪神に目が行く。田淵や掛布、江本など個性派が揃い、阪神ファンでは無くとも気持ちは高ぶるのだ。 でも試合の中で一番インパクトがあったのは若松のホームランであった。 (さすが道産子である)
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試合後、 選手が乗るバスまで近づき、見ていた。 ヤクルトのバスで残念だったが親父が「大杉いるぞ!」と教えてくれた。しかし当時のワシは大杉を知らなかった。 強面の無愛想なオジサンにしか見えなかった。 うちの親父は近くにいた子供からペンを借り、大杉選手に窓の外から「サインくれ!」と頼んだのだ。 しかし大杉は心底、頑固で無愛想だ。 試合に勝ったにも関わらず無愛想に無視するだけなのだ。 しかし親父のしつこさも半端ではない。無視されようが延々とサインを頼み続けた。 

するとなんと!「もう いい加減にしてくれよ」とでも言いたげに窓を開け、僕の帽子のつばにサインをくれたのだ。 サインをする時も終始、無愛想である。 無愛想に拍車をかけたのは、僕の帽子が巨人のものだったからだろうか? 今から思えば偉大な選手にサインを貰え嬉しいが、当時はその価値が全く判らず、喜びも無かった。

 しかし、この全く無愛想な選手から、サインを奪い取った親父の執念の凄さは未だに記憶から離れないのである。
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