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「ばあじんロード」 悲惨なオーディション  若林志穂

思い出すのも滑稽でこっぱずかしい。 1984年、だったかなあ・・  親が突然「これ応募しといたから」と一枚の新聞切抜きを持ってきた。  そこには「映画 ばあじんロード オーディション」 とデカデカと掲載された告知が載っていた。 「なにいいい!?」 ワシは唖然とした。 ワシは芸能など興味も無く、人前で歌を歌った事も無く、ましてやオーディションに参加するなど考えられなかったからだ。 しかも両親が勝手に応募するなど信じられなかったのだ。 何をトチ狂ったのかと理解できなかった。

 若林

 おそらく、全く勉強もしないわしの将来を案じて一発大勝負に出たのかも知れない^^ しかし受けざるを得ない状況になってしまった。 応募要項を見ると、自分のプロフィールを書いた用紙と課題曲「テレフォン・キッス」をテープに吹き込み送れとあった。「誰やねん!若林って!」 いかにも売れない曲を捌くかのような作戦だが、他の曲でもいいという事なのでワシはなぜか「我が青春のアルカディア」(渋谷哲平)を吹き込んだのだった。 一人部屋でボソボソテープに吹き込む自分はかなり不気味であった。 



 そもそも「ばあじんロード」ってなんだべと、新聞を見ると「金井たつお」のコミックらしい。 おおおお、知っとるぞ! ジャンプで「ホールインワン」ってやってたなあ!などと思い出しながら見ていると、
「チビやデブみんな集まれ!」(そんな酷い表現では無かったけど)要はいろんなタイプの人を探していますよ!といううたい文句だった。 これでかなりの人数を集める作戦だろう。 だいたい、そんな脇役タイプを全国オーディションする訳も無いのだがこれで「自分でも受かるかも?」という純真な少年少女を罠にかけるのである(いいのかそこまで言って)
bargin-1.jpg

第一次書類審査を終え、なんと合格通知が来た。ワシには見込みがあるのかも知れん(ねえだろ)
この一時審査は大部分が通るだろう事は第二次審査要綱で明白なのである。
第二次審査は札幌市民会館大ホールにて行われる。 参加費は三千円!(4千円だったっけ?)とにかく高額なのだ。 もう、全国金集め大会である! ワシは「馬鹿馬鹿しい!」と思っていら親は「お金払うから行くよ」と言いやがった。 これだけ浮かれた親を見るのは忍びなかった。

 オーディション当日はワシ野球部の練習試合があったのだが親が手を回し、欠席しますと連絡を入れた。 何がそこまでさせたのか? もう訳が判らない。 友人も面白がって応援に行くぜ!と3人着いてきた。もうお祭り気分である。  


 会場に着くと、いるわいるわ! 市民会館の前がオーディション希望者のやまになっていたのだ!「がが~~ん!」 なんだ、この浮かれっぷりは・・・・  周りの若人たちは思い思いのお洒落をしていかにも「気合入れてきました!」ってな感じで「受かったらどうしよう!」なんておめでたい会話も聞こえてくるのだった。 一方、ワシと言えばボーズ頭に学生服! お前は藤正樹か!といういでたち。
 
藤正樹/忍ぶ雨
もう受け狙いとしか見られないだろう。 会場に入ると、ステージ上で「若林志穂」や「エンドレス」(だったかなあ?)のライブがあり、それが終わると、オーディション開始だ。 ひとりづつステージ中央のマイクに立ち挨拶をするのだ。 緊張してる人やステージを側転しながら降りてアピールする人なんかが居て実に微笑ましいのだ。 そして遂にわしの番が来た。 ワシはボソボソと自己紹介をしてお辞儀をした。 そしてワザとマイクに頭をぶつけた^^ こんなベタな挨拶でも結構うけた^^

 中でも驚いたのは挨拶をしてる人の中にクラスメートが居たのだ。 とたんに恥ずかしくなった。 最後はどこかの少女がグランプリに選ばれオーディションは終了した。 当然の如く、ワシは箸にも棒にも掛からず帰ってくる事になった。 ただマイクに頭をぶつけた事は友人に褒められた^^

 しかし、その後「ばあじんロード」は映画化される事も無く(Vシネマで製作?)、札幌大会で合格したあの人はどうなったかな~とか集めまくったお金はどうしたんじゃい!とか思い出すのであります。 北海道のみなさん! 当時、オーディション行った人いますか? 

 
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No title

ばあじんロード、あったようなないような???
きまぐれオレンジロードってのもありましたよね?
どちらもよく知りません。
それよりちょっと前になるかもしれませんが、少年ジャンプの「キックオフ」とかいうラブコメ漫画は覚えてます…。マガジンでは、翔んだカップル、かぼちゃワインあたり?

Re: No title

わしも「ばあじんロード」は読んだ事無いけどね^^ まあいかにもって感じのラブコメですね。
「翔んだカップル」は実写版が好きでした。 また見たいなあ・・・

No title

「翔んだカップル」は実写版は、柳沢慎吾の出世作ですね。うろ覚えですが…

Re: No title

そうです。 轟二郎やケンちゃんも出てました。 NG集が楽しかった。 あの番組が原作を踏まえているのかは謎ですが^^
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